インプラント治療相談集│中嶋歯科医院監修 石川にある 「金沢インプラントセンター」

インプラント治療相談集

consultation 相談内容

骨が少なくてインプラントは無理との診断となりました、貴院にて検査して頂きたいのですがよろしいでしょうか?
2012.02.22石川県 49歳 男性

はじめまして。よろしくお願いします。
実は、昨年の9月からある歯科で治療をしています。歯周病がひどく、下側の親知らず2本に加え、左側の一番奥と右側の奥から2番目の歯を抜歯しました。その歯科ではインプラントを勧めていましたので、私も是非そうしたいと思い治療を続けてきましたが、先日、CTをとったところ、骨が少なくてインプラントは無理との診断となり、「右側はブリッジとし、将来は部分入れ歯となる。左側は何もせず、そのままが良い。」と言われました。
実際に骨の量が少ないのは事実ですが、今更インプラントは無理といわれても・・との思いもあります。貴院にて検査して頂きたいのですがよろしいでしょうか?

担当医の回答

こんにちは。中嶋歯科医院の中嶋顕です。
ご相談のメールありがとうございます。
インプラントが不可能といわれてお悩みなわけですね。
実際に拝見していないので確実なことは申し上げられませんがわかる範囲でお答えさせていただきます。
インプラントが必要な部位は、下顎の奥歯とのことですので、インプラントが不可能と言われた理由は次の2つが考えられると思います。
①下顎神経という神経までの距離が近い
②骨の幅が極端に細い
他にもいくつか考えられることはございますが、ほとんどの場合上の2つだと思います。
もしCTで上記のように診断された場合、もちろんそのままインプラントをするのは危険ですし、将来的な安定も得られません。
このような場合、インプラントを行う前に骨造成と呼ばれる骨を造る処置を行うことになります。
その方法は、お口の中の他の部位から骨を移植する方法や、人工の骨を使う方法などいくつかありますし、症例に合わせてベストな方法を選択することになります。
また期間も、①インプラントを行う約半年前に骨の移植を行う(造成しなければいけない量が多い場合にはこちらになります)、②インプラントと同時に骨を造成する(造成量が少ない場合)
とそれぞれの方法によって決まっています。
骨の造成をともなう処置は、手術の難易度が高く、技量に左右されることの多い手術です。
このため、一般的なインプラントを行う歯科医でも、避ける傾向にあり、インプラントを選択しないか、造成しないで無理にインプラントをいれているようなケースも多く拝見します(大変危険なことです)。
インプラントが不可能と診断されたことは、無理にインプラントをされるよりはよく、前医にある意味では感謝したほうがよいかもしれませんね。
ちなみに骨の造成として一番確実な方法は、ブロック骨移植やチタンメッシュによる造成です。ただしインプラントを行うまでに約半年の治癒期間が必要で、手術の難易度も高くなります(一般的な歯科医では難しい処置)。
そのかわり、インプラントの長期的な安定を得られることになるわけです。
わたくしどもの施設では、インプラント治療を専門的に行っているため、これらの難易度の高い手術の手術数も多く、他院でインプラントが不可能と言われた方(他院からのご紹介も多いです)のインプラント治療も数多く手がけており、良い結果をだしておりますのでご安心ください。
一度、ご相談だけでもいらしていただければ、診査診断を行った上で、状態にあわせ、治療の選択肢、その科学的根拠やリスクなどについてしっかりとご説明させていただきます。
もちろんメールでも結構ですので、ご心配なこと、ご質問がございましたら遠慮なくご連絡ください。


患者さまより >----------------------------------------------------------------------------------------
中嶋先生 
ご丁寧な回答有難うございます。
右側のインプラントができない理由は、先生のおっしゃるとおり「下顎神経という神経までの距離が近い」と言われました。 
これまで治療をして下さった歯科の先生、スタッフの方々はみなさん大変まじめで、優しく、評判もよい歯科です。
ただ、インプラントについては、専門の歯科医院に比べて技術、設備などが及ばないのだろうと感じました。 
TELにて予約を取り、貴院にて是非診断をお願いしたいと思います。
その際は、宜しくお願いします。